ブランデー(Brandy)

ブランデーの歴史は、他のお酒と比べて比較的新しい部類に入るとされています。文献に登場したのが、13世紀頃、本格的に産業に発展したのは17世紀に入ってからとされています。始まりは13世紀のスペイン、ある医者がワインを蒸留した事が始まりです。フランス・コニャック地方のワインも、長い輸送に耐えられず酸っぱくなってしまったため、蒸溜して輸送することにしました。これが、意外にもおいしいと評判になり、ブランデヴァイン(Brandewijn=焼いたワイン)→ブランデーとして普及したのが起源です。

ブランデーの通常の飲み方は、底の深いグラスに注ぎ、ゆっくりと回しながら手の温度で温めつつ飲む方法が、一番美味しい飲み方とされています。最も香りが引き立ち、コクと風味、まろやかさが味わう事のできる飲み方です。底の深いグラスをスニフターと呼びます。ブランデーにも種類があり、カカオリキュールと生クリームの入った甘いカクテルのアレキサンダーブランデーを注いだショートグラスの上に、蓋のようにレモンの輪切りをかぶせ、その上に砂糖を盛ったニコラシカなど、ブランデーベースのカクテルというものもあります。

ブランデーにはランクがつけられており、それぞれ名称で区分けする事ができます。グレードによって味も価格も様々です。1つ星や3つ星は蒸留後最低でも3年を経た原酒を使用したもの、VO(very old=とても古いブランデー)、VSO(very superior old=とても優れた古いブランデー)、VSOP(very superior old pale=とても優れた古い澄んだブランデー)、最上級クラスのものはナポレオンクラス、XOクラス、エクストラクラスと呼ばれ、これらは、コニャック、アルマニャックの場合、蒸留後最低でも7年を経た原酒を使用したもののみ表示可能なブランデーで、最高級品質を約束します。味もかなりの上物ではありますが、やはりそれに比例して価格もグッと上がります。

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