お酒の話

お酒というとどのようなイメージがあるでしょうか。嬉しい時、楽しい時に飲む物、悲しい時、辛い時に慰めてくれる物、人によってそれぞれの捉え方があると思います。お酒とは、ビール・日本酒・焼酎・ウィスキー・ワインなどの事を指します。そしてアルコールの容量は日本では「パーセント」、または「度」で表すのが一般的です。法律でもアルコールの度数を表示する事、カクテルなどの甘いお酒は、ジュース類と間違えないようにしっかりと「お酒」という表示をつける事が義務付けられています。お酒には主に、大きく分けて醸造酒・蒸留酒・混成酒の3つに分類する事ができます。醸造酒は原料をそのまま、もしくは原料を糖化させたものを発酵させた酒の事を指します。蒸留酒は醸造酒を蒸留し、アルコール分を高めた酒の事です。最後に混成酒は、酒に他の原料の香り・味をつけたもの、糖分や色素を加えて造った酒の事です。酒の品種改良は世界各地で古くから行なわれており、人々の生活に密接に関わってきたものと言えます。

原料は主に自然界にある食べ物から作られます。最も一般的なのは果実を原料とした酒類です。ブドウをはじめ、リンゴ・なし・レモン・プルーンなどから生成されます。また、穀物原料のものとしては、大麦・トウモロコシ・芋・米などが使われるケースが多く、焼酎などになる事が多いです。その他、産地の名産品を使用して作るケースも多く、その土地柄によっても、原料は大きく変わってきます。

酒の歴史は非常に古く、人類の歴史が記録され始めた頃から既に存在していたという記録も残っている程です。その頃の酒の作り方は、各種穀物を口に入れ噛み砕いた後、瓶や甕に吐き出し集め発酵を待つという原始的な酒造法がスタンダードとされていました。それ故に、古代日本でも巫女がその役を務め「醸す」の語源となっていると言う説があり、巫女は神聖な存在というイメージも定着していたほどです。酒造りは中国やヨーロッパなど、世界各地で行なわれていました。酒に対する考え方やルール、しきたりが各地で違うのも、こうした歴史が密接に関わっているからだと言えます。

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